たまには物申す!
先日国交省の説明会でいただいた資料のなかに入っていた
『マンガでわかる住宅リフォームガイドブック』
インスペクションのページがひどい。
・「家の状態を診てから見積もりを作成します」
→見積りを作成するために家をみるのは、工事業者の現地調査ですよね。たしかに建物をしらべるという広ーい意味でのインスペクションではあるけれども・・・。
・中段。同じ会社の営業マンと技術の方のようです。完全に現地調査ですし、第三者性も皆無。
・「大きな問題はありませんが、この機会にサッシを交換してはいかがですか?」
→問題ないにもかかわらず、いい機会だからいかがですか?って点検商法より悪質でしょー(ToT)
・「感じの良い工務店だったな」
→お父さーーーん(泣
こういう場合、「工務店が、悪くなっているから交換した方がいいと言っているが本当かどうか診て欲しい」「見積もりの内容と提案内容、価格帯が妥当かどうか診て欲しい」といったご要望に、第三者的立ち位置の専門家として診断・報告するのがホームインスペクターの役割です。
「当社の資格者がきちんと調べました」って言われても、工事金額上げるために誇張してるかもしれませんし、100%安心はできませんよね。
家を買うとき、工事するときなど第三者の立ち位置だからこそ輝くのがホームインスペクター。住宅のセカンドオピニオンです。