福岡市内で中古住宅ホームインスペクション(住宅診断)をおこないました!屋外屋内編
郊外の築古物件の購入相談でした。
築古の建物をリノベーションして自分らしい住まいを持ちたいといわれる方も増えてまいりました。戸建て住宅の場合、劣化度やあとどのくらい使えそうな建物かが気になりますね。
既存住宅のリノベーションもいまや当たり前になっており、できないことはないといっても過言ではない昨今(壁は費用の問題)、くらしの選択肢がふえているのはとても良いことだと思っています。
今回は前編として、屋外と屋内の診断の一部をご紹介いたします。
基礎のひび割れ。補修が必要かどうかの基準は幅0.5mm・深さ20mm。
幅2.0mm近い!
太さ0.5mmの針金をさしこんでひび割れの深さを計測しています。長さ5㎝ほどの針金が根元まで入っています。ひび割れが基礎を貫通している可能性あり。床下から基礎の内側の状況を確認する必要があります。
サッシ木枠。
周りに砂が落ちており、もしやとドライバーでつついてみると中もすかすかになっていました。シロアリの食害跡です。
鴨居(かもい=障子の上枠)と障子との間に隙間がなくなっていてこれ以上動かせない状態。
障子の上の壁が下がっていて鴨居がさがっているようです。古い建物で障子やふすまが続いている間取りの場合に出やすい症状です。