福岡市内で中古RC一戸建てホームインスペクション(住宅診断)を行いました!
ごめんなさい、一月以上放置してしまいました。
診断事例を更新します
さて、もう数年前になりますか、RC(鉄筋コンクリート)造の戸建てのホームインスペクション事例なり。
築40~50年ほどだったでしょうか(すみません大分前の事例でもろもろ思い出せない・・・)、リノベーション会社様からのご依頼でした。どのくらい手を入れることでリノベーションが可能か、あるいはリノベーションでは現実的に採算があわないか、そのあたりのご判断のためのインスぺクションです。
築古物件だけあって不具合事象も多数。今回は外装の主なところを。画像に解説をつけています。
個人的には古いものに手を入れて長くつかっていくことには大賛成。しかし生憎メンテナンスがされていないと建物の根本的なところに劣化が及んでしまいます。
こちらの物件でいえば、鉄筋コンクリート造であるために、壁内に水が入って内部の鉄筋が錆びて鉄筋の役割を果たさなくなってしまうと建物全体の耐久性に影響します。
さて、屋内はどうなっておりますか・・・
打診棒を使用して基礎表面の打診を行っています。
数箇所で軽い音。
基礎表面が浮いているようです。
外壁の状態。
ひび割れ、浮き、剥がれ、サビ汁・・・
劣化の代表的な症状がもれなくみられる。
外壁の爆裂。鉄筋が露出しています。
屋上防水
下地のメッシュシートが露出してしまっている。
防水機能は失われていると思っていいでしょう。