太宰府市で中古戸建てホームインスペクション(住宅診断)!小屋裏編
先日からご紹介しております過去の診断事例。今回は天井裏編。
ホームインぺクション基本コースでは天井裏床下は点検口から覗いて見える範囲の診断、進入調査はオプションとなっています。
「天井裏で何をみるんですか?」と時々聞かれます。雨漏りの有無や金物施工の状態、換気や断熱材の施工は適正かなどを診ています。
この物件でも天井板や野地板(屋根の下地板)に水染み跡がありました。水染み跡がある場合、雨漏り、結露、小動物の糞尿あたりが可能性として浮かびます。直上直下など付近を確認し、どの可能性が高いかを絞り込んでいくわけです。
はっきりわからない場合は、はっきりわからないという事実の報告とどうしたらはっきりできそうか二次診断の方法をご提案します。
野地板の継ぎ目から浸水しているように見えます。
直下の天井板 水染みなし。滴るほどは漏れていないのか。
2階屋根裏 天井板に水染み跡あり。
直上 野地板や木材に水染み跡なし。過去に屋根の修理が入ったのか。あるいは雨漏りではないのか
まれに天井裏にハチの巣があることがあります。これは小さいながらもスズメバチの巣と思われ。